ふすまの張替え

今日は、お昼から以前から破れがあり気になっていた
『ふすま』の張替えに挑戦してみました。(笑)
実際に業者に依頼すると1枚2,500円から3,500円程度かかるみたいです。
(柄によってはもう少し高くなるみたいです。)
ということで、自分で張替えに挑戦!と無謀な行為に至りました。

まずは、どの形でふすまの張替えをするかを考えたんのですが、


*ふすま紙を購入して枠をはずして本格的にのりと、水を使って試みる方法


*シールタイプのふすま紙を購入し張る方法


*アイロン使用ふすま紙を使用して、アイロンを使用して張る方法



といった感じですが、私はアイロンを使用する方法を選択しました。
ふすまの枠をはずしてする方法は、かなり大掛かりになりそうで、
時間も掛かりそうだったので選択からはずしました。

シールタイプは、意外と張るのに難しそうだったのと柄の選択肢が
少ない事から選択から外れました。

アイロンタイプが一番無難そうで綺麗に仕上がりそうでしたし
柄のタイプも豊富にあったので。。。

私がもず購入したものは下記です。


*アイロンタイプのふすま紙(アサヒペン製)1,680円(2枚)x 2セット


*ふすまの取っ手をはずす鋲(びょう)ぬき 1,491円


*ふすま張りセット 580円
(マスキングテープ、カッターナイフ、ふすま紙を切るときに使用する板)


*ふすま引き手 417円(2個)x 2セット


*ふすま用下張り 348円


合計6,613円でした。


でも実際は余分にふすま紙を1セット余分に購入したので8,293円
かかったんですけどね。


上記のもので家にあるもので代用も可能な物もあったので
余分な出費になっちゃいました。(笑)

びょう抜きはラジオペンチとマイナスドライバーで代用が可能です。
ふすま張りセットのマスキングテープは枠の部分に
のりが付かない様にするんですが、
めんどくさくなって使いませんでしたし、
カッターナイフは家にありました。
ふすま紙を切るときに使用する板は定規を代わりに使用が可能です。

上記の代用ができるとして4,500円程度で4枚のふすまの張替えが
可能になります。(4,000円も余分に使ってしまった。(^_^;))


さて、作業工程ですが、まずふすまの穴が空いている部分を
ふすま用下張りで塞ぎます。
これは、張り替えた時に出来栄えが、変わってきます。
穴が空いた状態だとふすまの糊がキッチリ付かないのもありますし
完成した時に凸凹になるのを防ぐためです。
ふすま用下張りをする際の糊は専用の物でも、
普通の糊でもOKだと思います。
私は普通の糊を使用しました。
張った後で、糊が乾くまで待ちます。

次に、ふすまの引き手を外します。
ふすまと引き手の隙間にマイナスドライバー又は
ふすまの取っ手をはずす鋲(びょう)ぬきを入れて『てこの原理』で
取っ手部分をこじ上げます。
少し浮くと一度取っ手を押し込むと鋲(びょう)が
少し浮くのでラジオペンチやびょう抜きで鋲を抜きます。
鋲を抜くと後は取っ手を取り外します。


さて、ココからが本番です。(笑)

ふすまを平たい台などの上に置いて必ずふすまが浮いた状態を
作った方が後で処理がしやすいです。
アイロンを使うので『地べた』だとアイロンをかけた時に
余分な不可がかかりますのでやめた方が良いと思います。
我が家ではコタツを台にしました。


我が家のコタツです。かなり年季が入っています。(笑)


ふすまをコタツの上に置いて、ふすま紙を乗せます。
乗せた後でふすまの枠の部分とふすま部分の境目部分を
つめ等で軽く筋を入れていきます。
この時、ふすま紙が動かないように注意してください。
後でこの筋をつけた所が枠との境目だと分かるので、
アイロンがかけやすくなります。

上記と同時にアイロンを用意しておきます。
アイロンはスチームアイロンを使用します。
アイロンに水を入れてスチームが使用できる状態にしておきます。
温度は一番高く設定します。


アイロンが用意が出来たら、ふすまにアイロンをかけていきます。
この時の注意はアイロンのコードが短いタイプであれば、
予め延長コードを付けておきましょう。
アイロンを一番初めにかける部分は、ふすま中央部分にかけて
次に縦の中央部分にまっすぐかけます。
丁度、十字架状にアイロンをかけます。
後は、ゆっくりとしわが出来ない様に、
外側に向けてアイロンをかけていきます。
(ふすまの部分に空気を入れない様にする為に
外側に向けてアイロンをかけます。)
最後に周りの部分をアイロンの縁の部分をうまく使って
ゆっくりとふすまの枠にかからない様にアイロンをかけていきます。
ふすまの縁にアイロンをかけしまうと後で余分な部分を切ったときに
紙が残ってはがしにくくなるので枠に近い部分にアイロンをかける際は
十分に注意が必要です。


アイロンがかけ終わると、余分な部分を切り取っていきます。
枠とふすま部分に隙間があるので、子の隙間溝部分にカッターをあてて
ふすまを傷つけない様に余分な紙を切っていきます。
(定規等を使ってしても良いと思います。)

余分な紙が切れたら後は仕上げです。
再度、アイロンをふすま枠部分の境目部分をゆっくりとかけて糊が
キッチリと付くようにします。
これを忘れると後でふすま紙がはがれてきますので
面倒でも、仕上げはして下さい。
この時に浮いている部分があれば一緒にアイロンをかけてください。


アイロンがかけ終わると、最後に取っ手付けですが、
取っ手がつけてあった部分をカッターで穴を空けて
取っ手を押し込むと完成です。
この時取っ手が外れそうであれば、鋲で取っ手を固定してください。
私は特に外れそうでなかったので、鋲は打ち込みませんでした。


所要時間は4枚張りなおして2時間30分程度でした。
出来栄えはかなり満足いくものでした。(笑)
本来であれば15,000円程度が5,000円前後で出来るのであれば
やって良かったかな?って感じです。
アイロンが扱えれば結構簡単に出来てします。
あなたも気分転換にふすまを張り替えてみては如何でしょう?




出来上がり状態です。

直す前は、あまりにひどすぎるのでお見せできません。
ご了承ください。(笑)


アイロンで貼るふすま紙の貼り方